学校給食向け「国内産大麦レシピコンクール」の開催について

全麦連では、小・中学校などで給食業務に従事している栄養教諭、栄養職員(又は同等の資格を持ち同様の給食業務に携わった経験のある方)を対象に、「国内産大麦」を使用した学校給食で、子どもたちに食べさせてあげたいと思うレシピを募集するコンクールを開催しております。

応募方法等コンクールの詳細については、下記のURLより特設ホームページをご覧ください。

国内産大麦レシピコンクール (ohmugi-kyusyoku.jp)

フジテレビ系列「ホンマでっか!?TV」で大麦が紹介されました。

6月26日(水)21時から放送のフジテレビ系列「ホンマでっか!?TV」の最新腸活SPにて大麦が紹介されました。

腸活のためには、野菜の食物繊維ばかり食べてもダメで、主食のご飯も食べることが大事。

腸にまで届く炭水化物で、腸活にいい食材として水溶性食物繊維を含む大麦を紹介。また、特にもち麦については水溶性食物繊維が豊富で腸活にバッチリで、ゆでたもち麦を製氷器で冷凍して小分けにすれば、自分だけの料理に足せるのでおすすめ。

もち麦を使ったサラダやミネストローネの紹介がありました。

詳しくはこちらをご覧ください。

フジテレビ系列「ホンマでっか!?TV」HP:https://www.fujitv.co.jp/honma-dekka/

NHK「あしたが変わるトリセツショー」で大麦が紹介されました。

6月13日(木)19時30分から放送のNHK総合「あしたが変わるトリセツショー」にて、大麦が紹介されました。

京都府立医科大学の内藤教授、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の副所長、國澤氏、大妻女子大学・青江教授が出演し、短鎖脂肪酸を生み出す腸内細菌のエサとなる食材の1つとして、食物繊維が豊富な押し麦、もち麦が取り上げられました。

また、それらの食材を冷蔵庫で1晩冷やすことにより、消化しにくいでんぷんである「レジスタントスターチ」が増えて、より効果を発揮することが紹介されました。

詳しくはこちらをご覧ください。

NHK:https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/blog/bl/pnR8azdZNB/bp/pMD6pPea0y/

日本テレビ系列「カズレーザーと学ぶ。」で大麦が紹介されました。

6月11日(火)22時から放送の日本テレビ系列「カズレーザーと学ぶ。」にて、大麦が紹介されました。

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の副所長、國澤純氏より、日本人が持つやせ菌であるブラウティアを増やす食材として、食物繊維が豊富に含まれている大麦を食事に取り入れることを推奨されました。大麦には精白米に比べて16倍の食物繊維が含まれており、特に水溶性食物繊維が豊富で、腸内細菌に有用であると解説されました。

詳しくはこちらをご覧ください。

TVerPLUS:https://plus.tver.jp/news/ntvtopics_161077/detail/

大麦粉の需要拡大に向けた食味試験・調査の成果報告

○ 大麦には、食物繊維がたくさん含まれています。大麦は皮をむいて加工(精麦)したものでも白米に比べて約16倍の食物繊維を含んでいます。食物繊維は、腸内環境の改善や血糖値の急激な上昇を抑制する等の働きがあります。

(注)本㏋「大麦を知る」の“精麦の効能”参照 https://zenbakuren.or.jp/study/effect.html

○ 実際に大麦を精麦加工した押麦や丸麦(もち麦)等は、スーパー等で販売されており、ごはんに混ぜて「麦ごはん」として食べたことはある方もいらっしゃるかと思います。また、コンビニエンスストアには「もち麦入りおにぎり」もありますし、外食などでも麦ごはんにとろろをかけた「麦とろ」等のメニューも見かけます。このような精麦製品を普段の食事に取り入れることで、皆様の健康に役立ちます。

○ この他、大麦の皮をむいて『粉』にした「大麦粉」を材料とした食品もあります。全麦連では特に大麦特有のにおいや色見を工夫して、よりおいしく食べられないかと考えていました。

このたび東京家政大学様、(独)農研機構様のご協力を得て、大麦の特徴を踏まえた、大麦粉のおいしい試作品ができましたので、料理のレパートリーの一つとして是非、お試しください。

○ 今回の試作にあたっては、粒度(※)の違うA社の大麦粉3製品を使用しています。
具体的には、①平均粒度18.6μm(マイクロメートル)(微細粉)、②同21.2μm(汎用粉)、③同124.4μm(粗挽き粉)の3種類です。以下、メニューごとに一番おいしく出来上がる粒度の製品を使用していますので、参考にして下さい。

(※)『粒度』とは、粉末の粒の長さのことです。1μm(マイクロメートル)は、1mmの1,000分の1。

ニョッキ

団子状のパスタの一種。もとはじゃがいもと小麦粉との組合せで作るイタリア料理です。

<材料> 40個分

・大麦粉(うるち性/上記③(粗挽き粉)を使用)・・・・・100g

・じゃがいも(男爵)・・・・・100g

・卵・・・・・・・・・・・・・・・・・32g

・水(熱湯)・・・・・・・・・・・64g

作り方

  • 1じゃがいもを茹で、熱いうちに裏ごししておく。
  • 2ふるった大麦粉に熱湯を加えて混ぜる。
  • 3溶き卵を加え、切るように混ぜる。
  • 431のじゃがいもを加え、均一になるように混ぜる。このとき、練らないように注意する。
  • 5成形(目安:6g/個)し、沸騰した湯の中で、2分30秒程度茹でる。
特徴

● ニョッキでは粗挽きの大麦粉を使用すると、大麦粉のおいしさを一層味わえるニョッキに仕上がります。

● 大麦粉をじゃがいもと同量用いることにより、弾力があり歯切れの良い食感に仕上がります。

● ホワイトソースやトマトソースなどとの相性も良く、お好きなソースと併せてお召し上がりください。

カヌレ

フランスの伝統菓子の1つです。バニラとラム酒の甘く豊かな香りが特徴です。

<材料> 17個分(60mL容量の型を使用した場合)

・麦粉(うるち性/上記②(汎用粉)を使用、①(微細粉)でも問題なし)・・・・・100g

・上白糖・・・・・・・115g

・卵・・・・・・・・・・・100g

・牛乳・・・・・・・・・400g

・バター・・・・・・・・20g

・バニラオイル・・・1g

・ラム酒・・・・・・・・10g

・はちみつ・・・・・・30g

作り方

  • 1牛乳とバターを鍋に入れて撹拌しながら火にかける。バターが溶けたら、70℃程度まで冷ましておく。
  • 2ふるった大麦粉と上白糖を混ぜ、ここに溶き卵を加えて撹拌する。
  • 321を3回に分けて加え、その都度撹拌する。
  • 4はちみつ・ラム酒・バニラオイルを加えてさらに撹拌後、型に分注(型の7~8割程度)する。
  • 5230℃に予熱したオーブンで15分焼成後、そのままアルミホイルをかけて200℃・35分で再度焼成する。
特徴

● 小麦粉のカヌレと違い、大麦粉を使用すれば生地を一晩寝かせる操作が不要となり、調理時間の短縮ができます!

● 外側はツヤやカリッとした食感はなく、内側はもちっと柔らかい食感を楽しむことができます。

シフォンケーキ

<材料> 直径17㎝サイズ1台分
●卵黄生地

・大麦粉(うるち性/写真は上記①(微細粉)を使用、②(汎用粉)でも問題なし)・・・・・80g

・卵黄(卵4個分)・・・・・・・80g

・牛乳(または豆乳)・・・・・80g

・植物油・・・・・・・・・・・・・64g

●メレンゲ

・卵白(卵4.5個分)・・・・・160g

・グラニュー糖・・・・・・・・75g

作り方

大麦シフォンケーキマニュアル (大麦シフォンケーキ:農研機構2019.6より転載。)
を参照してください。

特徴

● 切った時の断面は、少しグリーンがかったような色ですが、味は紅茶のような風味があります。

● 食感はしっとりして、余韻のある味わいです。

大麦粉を使用した天ぷら

写真:東京家政大学

作り方

  • 1大麦粉と水(大麦粉重量の2.5~3倍程度)を合わせて撹拌する。
  • 21に食材をくぐらせて揚げる。
特徴

● 大麦粉を使用すれば粉と水だけで簡単にサクサクとした食感に仕上がります。

● 揚げ玉ができにくいので、衣を無駄なく使うことができます。

   

「国内産大麦レシピコンクール」の開催について

全麦連では、家政系等の学生及び一般消費者(栄養士、調理師または調理従事者含む)を対象に、「国内産大麦」を使用したレシピを募集し、コンクールを開催しております。

応募方法等コンクールの詳細については、下記特設ホームページをご覧ください。

国内産大麦レシピコンクール | あなたのレシピで、大麦ブームを起こしてください。 (oh-mugirecipe.com)

「あったらいいな♪こんな給食 第4回大麦メニューコンクール」入賞作品発表

食育副読本「大麦のこともっと知ろう!大麦のはなし」で募集しておりました「あったらいいな♪こんな給食 第4回大麦メニューコンクール」に全国からたくさんのご応募をいただきまして、誠にありがとうございました。厳正な審査の結果、入賞作品が決定いたしましたので以下の通り発表いたします。

入賞作品発表

「第19回 大麦食品シンポジウム」の開催について

全麦連が事務局を務める大麦食品推進協議会が主催するイベント「第19回 大麦食品シンポジウム」が11月12日(土)に大妻女子大学 千代田キャンパスA棟150教室(住所:東京都千代田区三番町12番地)にて、開催されます。

イベント詳細、参加応募について、大麦食品推進協議会HP内の特設ページをご覧ください。